Monday, April 23, 2012

Dong Yi; Chinjamure 親蚕礼 silkworm pally ceremony

http://xn--u9j228hz8b124aww4c.com/tag/%E6%9C%9D%E9%AE%AE/page/3/

親蚕礼(チンジャムネ)
Posted on 2011年10月15日

親蚕礼(チンジャムネ:친잠례) 中国の伝説の三皇五帝の最初の帝・黄帝の妃であり、養蚕の神として崇められている西陵氏(ソルンシ:서릉씨)が、あまねく民に養蚕を奨励したことを起源として、朝鮮の前の王朝高麗(コリョ:고려)では先蚕祭(ソンジャムジェ:선잠제)として行われ、朝鮮にも親蚕礼(チンジャムネ:친잠례)として継承された。(韓国の漢字表記では親蠶禮)


この儀礼は女性が主管できる唯一のもので、その長たる中殿(チュンジョン:중전)が、陰暦3月に内外命婦を宮中に呼び執り行った。

最初に養蚕に注視したのは、第3代朝鮮王太宗(テジョン:태종)で、1409(太宗9)に古代中国周の成王の公桑制度を模して、宮園に桑の木を植えるよう命じた。

その後、儀礼として確立したのは第9代成宗(ソンジョ:성종)の代まで下る。

1477(成宗8)3月に初めての親蚕礼(チンジャムネ:친잠례)が行われた。

この儀式を取り仕切ったのは、第10代・燕山君(ヨンサングン:연산군)の母で、のちに宮廷を追われる事となる廃妃尹氏(ペビユンシ:폐비윤씨)だった。



この儀礼では豚を贄とし、中殿(チュンジョン:중전)自ら桑の葉を摘み蚕に与えた。

また、黄色い衣を着て行った。元来、黄色は中原の皇帝を表す色。朝鮮では王も赤い服を着ているとおり、使用をはばかられる色だったが、西陵氏の故事を名分とし、礼曹(イェジョ:예조)で検討の上、これを是とした。

朝鮮王朝では農業と共に養蚕を推奨した。 そのため、農桑(ノンサン:농상)という言葉もあるほどだ。



王室でも百姓(ペクソン)の模範となるべく、宮中に桑を植え、養蚕を奨励した。 昌徳宮(チャンドックン:창덕궁)に有名な桑の老木が現存していることがそれを裏付けている。

この親蚕礼(チンジャムネ)、最初に行なってから約300年も行われなかった。

また、王朝を通じて合計8回しか執り行われておらず、通年は官吏が年中行事として執り行っていたようだ。



1767年(英祖43)に第21代朝鮮王・英祖(ヨンジョ:영조)による王室の権威強化の一貫として復活することとなった。

日本人にも有名な遊園地ロッテワールドや、サッカーの国際試合などが行われるソウルオリンピックスタジアムのあるチャムシル(잠실)は蚕室と書く。

まさに養蚕のための建物のことだ。 1930年代までは、桑の木が一面に生えており、養蚕の一大拠点だった。


http://sakuan.blog68.fc2.com/blog-entry-69.html
親蚕礼(チンジャムネ)
親蚕礼(チンジャムネ:친잠례)

トンイ第27話で中殿(チュンジョン:중전)張氏がおこなった儀式です。

高麗では先蚕祭(ソンジャムジェ:선잠제)として行われていた儀式で、朝鮮にも引き継がれました。
唯一女性である中殿が主体となる儀礼で、養蚕の推奨のために行いました。
(その他の儀式で女性が主体になることはありません)

陰暦3月に内・外命婦を呼び盛大に行われました。
起源は中国の伝説上の皇帝・黄帝の后・西陵氏が民に養蚕を広めたことに由来します。
その故事に習い、中殿は模範を見せるべく、自ら桑の葉を摘み、蚕を餌付けました。

正式な儀礼としては、第9代朝鮮王・成宗の8年(1477)3月に初めて行われました。
この儀式を行ったのは第10代王・燕山君(ヨンサングン:연산군)の母・廃妃尹氏(ペビユンシ:폐비윤씨)です。

その際に、黄色い衣を着て行いました。
元来、黄色は皇帝の色。朝鮮では使用をはばかられる色でしたが、西陵氏の故事を名分に、儀礼に使用しても構わないということとなりました。


朝鮮では農桑(ノンサン:농상)という言葉もあるように、農業と共に養蚕を重要な産業としていました。
そのため、王室でも百姓の模範となるべく、宮廷内に桑の木を植え、養蚕を奨励しました。
現在でも昌徳宮(チャンドックン:창덕궁)には有名な桑の老木があります。

第3代朝鮮王太宗(テジョン:태종)の9年(1409)に、古代中国周の成王の公桑制度を模倣して、宮園に桑の木を植えるよう命じたのが、朝鮮での最初の公式記録ですが、儀礼として確立したのは先述の成宗代です。


この親蚕礼(チンジャムレ)ですが、朝鮮王朝の長い歴史の中で、計8回しか行われていません。
通年は官吏が業務として行なっていたようです。


張禧嬪(チャン・ヒビン:장희빈)が行なっていた親蚕礼(チンジャムネ)ですが・・・

フィクション です。


先述の成宗代以降300年間全く行われておらず、それを復活させたのはトンイこと淑嬪崔氏(スクビンチェシ:숙빈최씨)の息子、第21代朝鮮王・英祖(ヨンジョ:영조)です。
1767年(英祖43)王室の権威強化の一貫として行われました。



余談ですが、オリンピックスタジアムやロッテワールドのあるチャムシル(잠실)は漢字では蚕室と書きます。
1930年代まで桑の木が一面に生えており、養蚕の一大拠点だった場所です。


韓国の漢字では親蠶禮となります。
字体が違うだけで同じ漢字なのですが、日韓では字面が大きく異なりますね。
日本式の漢字で検索しても全く引っかからないので、うまく検索できるようにして欲しいです。
個人的なつぶやきでした(笑)


親蚕礼
日時: 10月

親蚕礼(チンザンレ)- 宮中で王妃が挙行し、養蚕をして先蚕(養蚕を始めた祖)に祭祀を捧げる行事
1924年までも王宮では国内の蚕産業の振興のために昌徳宮で王妃の立ち入り下で桑の葉を蚕に食わせ、最高の絹を紡いで王に捧げる行事を開きました。

文献によると、最後の行事が1924年 尹妃 により開かれ、最近この行事を文献の通りに200人ぐらいの女性たちが再現為ました。

イベント
ソンザンイ: 豊蚕を祈る儀式
チェサンイ: 王妃が直接桑の葉を摘み、養蚕をする儀式
チョヒョンイ: 王と王妃に謁見し、祝う儀式
スギョンイ: 養蚕した蚕の繭を王と王妃に差し上げる儀式
展示: 蚕室、養蚕、繭、蚕糸、生地(自然染色)、儀礼服飾、蚕糸産物

場所: 景福宮(康寧殿)
入場料: 無料
主催: 韓国衣生活文化院
後援: 韓国衣生活文化院、鍾路文化院
スポンサー: ソウル特別市、韓国観光公社(KNTO)、韓国馬事会、大韓蚕糸会、Life in Korea 等

No comments:

Post a Comment