Thursday, August 23, 2012

persecuted Japanese Americans in the United States during World War II

http://www.eigonoehon.com/blog/206/






日系人のこと

アメリカの集団ヒステリー
日系人のため政治生命を捧げた、『知られざる政治家 ラルフ・カーとニッポン人』というTVの特集番組を、地元の日系放送で見ました。
ラルフ・カーは、第二次大戦中にコロラド州知事でした。

第二次大戦中の排日感情はすさまじく、政府自ら、日系人を強制収容所に入れて、24時間監視しました。
アメリカ国籍を持つ人もひっくるめた日系人12万人は、第二次大戦中に10カ所の強制収容所に、否応なしに移されました。

わずか数日の猶予しか与えられず、どこにどのくらいの間行くのかも知らされず。
犯罪を犯してもいないのに、裁判も行われないままに。
彼らがアメリカで築いた財産も、失われました。
日系人に対するこうしたしうちは、国を挙げての、人種差別でした。

そんな中ラルフ・カーは、「日系人を強制収容所に入れることは、合衆国憲法の、自由と平等の理念に反する」と訴え、日系人に対する差別をやめるよう、自分の統治下のコロラド州民に呼びかけました。自らも日系人を家政婦として雇い、日系人の州政府公務員も採用しました。コロラド州にいた日系人は、強制収容所には入れられていません。

ラルフ・カーは、共和党の副大統領候補にもなっていたほどの人物でしたが、日系人を擁護したことが仇になって次の選挙で負け、政界を去りました。
1988年、アメリカ政府は強制収容所に日系人を入れたことを、正式に謝罪しました。あれほどラルフ・カーを非難していたコロラドの新聞社も一転、ラルフ・カーを優れた人物として賞賛しました。

ラルフ・カーは、強い信念と勇気を持った人です。
それは第二次戦時中の日本で、「戦争反対!」と叫ぶようなものだったでしょう。日本においても「戦争は間違っている」と言おうものなら、しょっぴかれた時代でした。

周囲が集団ヒステリー状態になっている中で、冷静に「私たちがしていることは間違っている」と発言することは、なかなかできるものではありません。
学校や社会でのイジメなども、規模は小さいですが、同種類のものでしょう。日系人に対する差別は、アメリカという国単位の「イジメ」ではなかったでしょうか。

私自身、国を挙げての集団ヒステリー状態をここアメリカで、経験したことがあります。
それは、2001年、世界貿易センタービルに飛行機が突っ込んできた、「同時多発テロ」事件のときです。

テロの首謀者はウサマ・ビンラディンであると言われていましたが、なぜかイラクのフセイン大統領が悪者である、だからイラクを攻撃する、という流れになり、フセインは捕らえられて一方的な裁判で有罪になり、あっという間に処刑されてしまいました。
ビンラディンの行方はいまだわからず、本当にそんな人物がいるのかどうかさえ謎です。

当時も(今も^^;)私は日本人として、アメリカにいても根っこを下ろさず、浮ついた状態で生きていますから、かなり冷静に見ていました。
報道関係は、テロの惨事とともに「同時多発テロの仇をとれ!」と呼びかけ、道を走れば「戦え!」というステッカーを貼った車とすれ違います。当時勤めていた会社の上司も、そんなムードに酔ったメールを送っていました。

アメリカ国民が戦争ムードにかき立てられていく様子を間近に見て、生まれたときから「戦争は悪だ」と言われて育ってきた戦後の日本生まれの私は、かなりのカルチャーショックを受けました。
でも、とても「戦争は良くないよ」と言えるような状態ではありません。言ったらどうなるだろう、と身の危険さえ感じました。

政府の思惑に乗せられる凡人、乗せられないけど、抵抗できない凡人(私も含む)、そして、冷静に抵抗を示すことができるのは、少数の非凡人。
第二次大戦中に日系人に味わわせた苦痛に対して謝罪はしても、アメリカの歴史はいつまでも、同じことを繰り返してゆくのかな、と感じます。


Go for Broke という映画を見た
旦那の薦めで、あまりテレビを見ない私が、珍しく★ Go For Broke ★
という、モノクロの古い(1951年)映画(DVD)を見た。
戦争映画とは知らずに・・・
もし最初からわかってたら、見てなかったかもしれない。
でも、戦闘シーンが少なく、どぎつい描写でなかったので、ちゃんと最後まで見れた。
意外に、ユーモアやジョークが盛りだくさんで、見ながら結構笑った。

アメリカ人の上官に、彼の理解できない言葉、「バカタレ」で、うさを晴らす日系人兵士たち。
その「バカタレ」が、後で非常に役立つ・・・
それも、おもしろかった。
日系人で編成された、アメリカ軍の442部隊がめざましい活躍をしたのは、
そのときの日系人の立場が悲惨で、アメリカ人に認めてもらいたいと、彼ら誰もが強く思っていた・・・ 
ということもあるが、やはり、当時の日本人の★ 連帯感 ★
それが、大きかったのでは? と思う。

でも今、アメリカに住む日本人として、他国からの移民(韓国人など)と比べると、我々日本人は、お互いに助け合う心というのが、薄れてきている、と感じることもある。
アメリカにいる日本人に限ったことではない、現代社会の、一般的傾向だと思うけどね。

ハリウッド映画が、これを作ったという事実にも、私は喜びを感じた。
現代のハリウッド映画は、観客動員数が見込めるものでなければ、作らないというでしょう?
昔は、ハリウッド映画も、利益を追求するだけでなく、
使命感もあったのだろうか。

今見ても、楽しめる。
また、現代の日本人が失いつつある大切なものを思い起こさせてくれる。
Go for Broke は、そんな映画でした。
邦題は、『二世部隊』だそうです。



http://yomo-uni.iza.ne.jp/blog/entry/2149588/



神奈川県知事 歴史を学ばない人種差別主義者
2011/02/10 11:18

朝鮮学校補助で松沢知事、「砲撃事件の責任子どもらにない」/神奈川
2011年2月9日

 朝鮮学校に支給してきた補助金の予算計上を見送る自治体が出てきていることに ついて、松沢成文知事は8日の会見で、「純粋に日本の社会に同化して勉強している子供たちを、公権力がいじめることはあってはならない」との認識を示した。

 朝鮮学校をめぐっては、北朝鮮の韓国砲撃を受け、国も高校無償化適用の審査手続きを中断している。

 知事は「韓国砲撃は国民感情としては許せない。日米韓は協力し、野蛮な国家をしっかりと是正してほしい」とした上で、「外交や安全保障と教育や市民生活の問題を感情にまかせて一緒にしたら、判断を間違える」と指摘した。

 第二次大変中に米国が日系人を敵性外国人として強制収容し、40年以上たって謝罪、保障した事を紹介し。「あの国は許せないことをしたので、国内にいる関係者をいじめてやろうということをやると、おそらく日本は将来、賠償しなければいけなくなると思う。在日の子どもたちに砲撃事件の責任はまったくない」と、歴史に学ぶ必要性を訴えた。

 知事は昨年、教育内容を確認する必要があるとして朝鮮学校への補助金支出を留保。拉致問題を「極大化」とした教科書の表現見直しを働きかけることなど学校側の回答を受け、支給の継続を決定した。

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1102090020/

  

>第二次大変中に米国が日系人を敵性外国人として強制収容し、40年以上たって謝罪、保障した事を紹介し。「あの国は許せないことをしたので、国内にいる関係者をいじめてやろうということをやると、おそらく日本は将来、賠償しなければいけなくなると思う。在日の子どもたちに砲撃事件の責任はまったくない」と、歴史に学ぶ必要性を訴えた。

 神奈川県知事は歴史を学んだ事が無いようです。
 そして人種差別主義者です。

 日本は第二次世界大戦中、在日アメリカ人や在日イギリス人など在日連合国民を全部、敵性国民として強制収容所に収容しました。
 しかしその事に関して、賠償も補償も未だに要求されていません。

 一方アメリカも、在米日本人や在米ドイツ人など、枢軸国民を全部強制収容所に収容しました。 イギリスなど他の連合国も同様の処置をとりました。

 そして日米両政府は、協定を結び、こうして集められた在連合国日本人を船で日本に送り返し、替りに在日連合国民を引き取って帰国させたのです。

 戦時中、敵性国民を強制収容するのは、賠償しなければならない非人道行為ではありません。 むしろ敵性国民の保護の為に必要な人道的処置とされてます。
 どの国の政府も自国内に居住する敵性国民の安全を確保するため、彼らを速やかに安全な場所に集めた上で、本国に送り返すのが人道的義務なのです。

  

 一方、アメリカ政府が日系人を敵性国民として強制収容して、あとで謝罪したのは政府が自国民に不当な人権侵害を行ったからです。

 そうです。 アメリカ日系人はアメリカ人です。 アメリカは移民の国ですから、インディアン以外のアメリカ人は全部外国にルーツがあります。
 しかしどの国から移民しても、一度アメリカの国籍を取れば、全てアメリカ人として平等の権利があると言うのが、あの国の国是です。

 それにアメリカ政府が違反したので、謝罪や賠償をしたのです。 

 神奈川県知事始め一部の日本のサヨクは、アメリカ日系人がアメリカ人であると言うことが理解できないようです。
 在米日本人と日系アメリカ人の区別ができないようです。 

 そして「日本人を祖先とする以上、アメリカ国籍を取ってもアメリカ政府が彼らをアメリカ人として扱わないのが当然」と言う感覚を持っているようです。
 だからこのアメリカ政府による日系人への謝罪と賠償の意味が理解できず、この話で大騒ぎをして挙句の果てにこんな頓珍漢な事を言い出すのです。

 国籍と民族や出身国は違うのですが、彼らにはこの区別ができません。
 つまり家畜的血統主義しか理解できないのです。
 これを人種差別と言います。

  

 当然の話ですが、在日朝鮮人は日本人ではありません。 彼らは北朝鮮人なのです。
 日本国籍もないし、また数世代も日本に居住しながら、日本に同化する意思が無いので、朝鮮学校に通い朝鮮語と凶悪な独裁者を崇拝する思想を学んでいるのです。

 そして現在の北朝鮮と日本の関係から言えば、敵性国民として対応するべき人々です。

 だから日本で彼らが「いじめられる」と言うような状況になれば、日本政府がするべきことは、強制収容所に収容した後、一日も早く本国に送還することです。

 それで謝罪や賠償を求められる事などあり得ないのは、歴史が証明しています。

 結局神奈川県知事は、歴史を学ばない人種差別主義者なのです。
 それとも彼は今も北朝鮮が日本の植民地で、在日朝鮮人も大日本帝国臣民であるとでも誤解しているのでしょうか?

  

> 純粋に日本の社会に同化して勉強している子供たちを、公権力がいじめることはあってはならない

 そしてこれは実に奇怪な発言です。
 日本の自治体には外国人学校に経済援助をする義務などありません。

 だからどのような理由でそれを中止したからと言って、それでその学校の子供を「いじめる」などと言う話にはなりません。
 憲法89条では「公の支配に属さない学校」への公金の支出を禁止しています。

 憲法に違反して奇妙な名目を付けて、外国人学校に公金を出すのは異常なのです。

 こんな事は外国ではしていません。

 海外にある日本人学校はその所在地の自治体や政府から支援など受けていません。 ニューヨークの日本人学校がニューヨーク州やニューヨーク市から支援を得られなければ、ニューヨーク市やニューヨーク州が「公権力で日本人の子供を虐めている」ことになるのですか?

 そんな馬鹿な話はないでしょう?

 朝鮮学校の運営が資金難で行き詰まり、朝鮮学校が閉鎖されたら?
 簡単です。 親は北朝鮮へ子供を送って教育を受けさせればよいのです。

 だって海外で働く日本人は皆そうしているでしょう? 日本人だけでなく日本で働く外国人も、子供は教育の為に祖国に送っている人が大勢います。
 極普通の話です。 何か問題があるのでしょうか?
カテゴリ: 政治も > 外交 フォルダ: 差別ニダ!! コメント(29) | トラックバック(2)

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