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紀州三葵の紋
aoi no mondokoro 葵の紋所 家紋 kamon
Tokugawa family emblem,Three Kwai,mitsu aoi
合戦場を埋め尽くす家紋入りの幟
岐阜市歴史博物館蔵収蔵『関ヶ原合戦屏風』
filled with family emblem flags in the battlefield
The Battle of Sekigahara 関ヶ原の戦い on October 21, 1600
時代によって異なる徳川将軍家の家紋
the difference of clan emblem in Tokugawa Shoguns families from age to age
first Ieyasu,2th Hidetada, 3th Iemitsu
Designed still remains highly realistic impression of plant leaves.
初代家康・2代秀忠・3代家光
植物の葉の写実的な印象がまだ強く残るデザインである。
4th Ietsuna
4代家綱
葵の葉脈の模様が、前代のものは葉の付け根から放射状に出ているが、これは魚の骨のように平行に出ているのが特徴である。
家紋の資料によるとこれは「河骨(こうほね)」と呼ばれる葵とは別の植物を表しており、将軍家と同じ葵紋をつけるのを憚った徳川一門の松平氏などが良く用いたとのことだ。
下記の家門・親藩の三つ葵の一覧を見ると、会津松平家は明らかに「河骨」タイプであるが、「会津三つ葵」として紹介されている場合が多い。
江戸時代の初めと終わりに純然たる葵、その他は河骨タイプが将軍家で見られた理由を今後調べてみたいと思う。
5th Tsunayoshi
5代綱吉
葉脈並び方は家綱と同じ「河骨タイプ」だが、微妙に数が多いようだ。
また、葉の付け根も太くなり、デザイン性が増している。
6代家宣
綱吉と類似のデザインではあるが、明らかに葉脈の数が多い。
8th Yoshimune
8代吉宗
綱吉の頃のものとほぼ同じようである。
Appears to be similar to Tsunayoshi.
9th Ieshige,10th Ieharu, 11th Ienari
So-called "emblem of aoi in Tokugawa family" we think is this type.
9代家重・10代家治・11代家斉
葉脈の並び方は家康時代の「葵タイプ」に戻った。葉脈の数も減り、初期の三つ葉葵よりもずっとシンボルデザインとして洗練された印象を受ける。
いわゆる「徳川家の葵のご紋」として我々が最も思い浮かべるのは、このタイプかもしれない。
12th Ieyoshi
the emblem is not popular in.
12代家慶
三つ葉葵の外周りが丸ではなくて八角形になっているものである。
これまであまり目にしてこなかった。
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